広島県呉市の倉橋島の火山に登ってきました。
かつては、瀬戸内海の交通の要衝として、のろし台があった事から、火山と呼ばれています。
JR呉駅前から、桂浜・温泉館行きの路線バスに乗り、終点で下ります。
以下は、くらはし桂浜温泉館にあった倉橋島の案内です。
倉橋島は、古来より、和船の生産地でした。
厳島神社の管弦祭で使用される御座船は、
倉橋島から献納される慣わしがあります。
くらはし桂浜温泉館の前に、
その御座船が展示されています。
御座船の展示です。
くらはし桂浜温泉館の前の道を、
火山の登山口に向けて、
北西へ進んで行くと、
桂浜ドック跡があります。
倉橋島は、
古来よりの和船の生産地だっただけで無く、
江戸時代の享和年間(1801-1803)に、
日本で初めての西洋式ドックが作られた
場所です。
その西洋式ドック跡です。
潮が満ちて、
海から海水が、ドック跡へ、入っています。
西洋式ドック跡です。
火山の登山口から、火山へ向け登り始めます。
登り始めると、登山道の脇に石仏があります。
ここは、倉橋八十八か所石仏巡りの七十六番札所で、
虚空蔵菩薩の石仏です。
そして、ここは七十五番の
薬師如来の石仏です。
面白い形の岩があります。
その横にも石仏があります。
七十二番の石仏です。
火山への登山道です。
途中、南西を見下ろしたところ。
麓の町が見えます。
七十一番の千手観音菩薩です。
南を見たところ。
半島状に突き出た先は、長串ノ鼻です。
左端の島は、鹿島です。
左に長串ノ鼻です。
東を見たところ。
南東を見たところ。
七十番札所です。
登りながら南東を見たところ。
海を隔てて、右に鹿島、左が鹿老渡です。
海老渡は、島ですが、
地図を見ると、島と言う文字がついていません。
鹿島と鹿老渡を結ぶ鹿島大橋が見えます。
六十九番札所です。
東の尾根には大きな岩山が見えます。
登山道にも大きな岩が、
たくさんあります。
南には、瀬戸内の安芸灘の海が
開けています。
中央の半島状に突き出た先は、
長串ノ鼻です。
左よりの島は、鹿島です。
長串ノ鼻の付け根には、
見えにくいですが、桂浜があります。
南東を見たところ。
中央右よりの島は、鹿島です。
東の尾根の岩山です。
火山を見上げたところ。
火山です。
東の尾根です。
東の尾根は、
長串ノ鼻へ向けて繋がっています。
中央の島は、鹿島です。
火山です。
岩だらけです。
火山の北東にある後火山です。
後火山と、火山の鞍部へ続く登山道です。
登山道の脇には、
黄色に熟した木の実がなっていました。
東の尾根です。
中央は鹿島です。
火山の頂上方向を見上げたところ。
南東を見たところ。
山の向こう、中央の島は、鹿老渡です。
右端の島は、鹿島です。
鹿島と鹿老渡は、
鹿島大橋で結ばれています。
火山を見上げると、大岩が見えます。
東の尾根の向こう中央には、
鹿老渡が見えます。
火山と後火山の鞍部へ出ました。
この鞍部は、
火山と後火山の道へ分岐しています。
この道を、まっすぐ進むと
後火山へ続きます。
まずは、後火山へ向かいます。
後火山へ登る途中に見た南東の景色です。
右側の島が鹿島です。
その左の鹿老渡と鹿島は、
鹿島大橋で結ばれています。
登りながら、鞍部を挟んで、
反対にそびえる火山です。
登って行くうちに、
島の反対側、北西方向が見え始めます。
中央左よりの山が削られた島は、
大黒神島です。
中央の大きく山が削られた島は、
能美島です。
北西方向の景色です。
中央に横たわる島は能美島です。
そして、能美島の左に見える島が、
大黒神島です。
中央は能美島、
その左は大黒神島です。
後火山へ登る途中に展望台があります。
展望台の前に大岩があります。
その大岩から、火山を眺めたところ。
南を見たところ。
左端の島は、鹿島です。
中央が鹿島です。
その左に、鹿老渡です。
水平線が、心なしか丸く感じます。
片方を長串ノ鼻で囲われた湾には、
倉橋漁港があります。
尾根が長串ノ鼻へ続いて、
海へ突き出しています。
展望台へ戻り、南東方向を見たところ。
島の反対側、北西方向を見たところ。
中央は能美島です。
その能美島と倉橋島を結ぶ白い橋が、
早瀬大橋です。
右端は、火山です。
これから登る後火山です。
展望台から後火山へ登る途中の景色です。
鹿島と鹿老渡を結ぶ鹿島大橋が見えます。
西を見たところ。
倉橋島の岳浦山です。
展望台から登って行く途中にも、
南東の景色が開けた場所があります。
右に鹿島、左に海老渡が見えます。
東を見たところ。
倉橋島の東側です。
島の形が、出たり、入り組んだりで、美しい。
右端が鹿島です。
中央は海老渡です。
後火山への道です。
大きな岩をよけて進んで行きます。
ここにも、大きな岩があります。
後火山の頂上へ着きました。
三角点です。
高さは、455.4mあります。
頂上は展望がききません。
後火山から、
火山と後火山の分岐があった鞍部まで
下ります。
鞍部には、車で来た人の為の駐車場や、
トイレ、一休みできるテーブルやベンチ、
そして、写真の展望案内板があります。
火山へ登りながら、
先ほど登った後火山を振り返ります。
南東を見たところ。
手前から左端にかけて、倉橋島が見えます。
右端が鹿老渡です。
倉橋島と鹿老渡は、わずか30mほどの海峡で
隔てられています。
今では、この海峡に堀切橋と言う小さな橋が架けられ
結ばれています。
後火山です。
山肌には、
登る時に寄った展望台が見えます。
登って行くと、大きな岩が転がっています。
振り返って、後火山を見たところ。
登って行くと、
島の北から西の景色が見えます。
手前から右にかけて、倉橋島です。
左側の島は、能美島です。
能美島です。
山肌に、大きな岩が見えてきます。
その大岩です。
北東を見ると、
後火山の山肌越しに、海が見えます。
登って行くと、先ほどの大岩の上部も見えてきます。
後火山をふり返ったところ。
頂上が近づいてきました。
山頂の大岩へ向かいます。
山頂の大岩です。
その昔、
火山の名前の由来になったのろし台が、
この辺りにあったのだと想像します。
山頂の大岩の上からの景色です。
後火山を見たところ。
南東を見たところ。
中央、右よりに鹿島があり、
左よりに海老渡がります。
頂上の大岩から、
南の麓を見下ろしたところ。
頂上から南西方向を見たところ。
北を見たところ。
中央は能美島です。
能美島の右側に、
倉橋島との間を流れる早瀬瀬戸があり、
早瀬大橋が架かっています。
中央に早瀬大橋が見えます。
右側から、後火山の山肌が見えます。
再度、南を見たところ。
細く突き出た突端は、長串ノ鼻です。
のぞき込むように下を見ると、
ちょっと怖いです。
南東を見たところ。
かなり急な斜面です。
頂上の大岩から下り、
南に続く岩から見た景色です。
頂上付近の岩です。
南西を見たところ。
頂上から北西へ向かい、
下山を開始します。
岩の向こうに早瀬大橋が見えます。
中央は能美島です。
山の中腹に造られた倉橋グラウンドが見えます。
麓の町です。
海を隔てた向こうは能美島です。
倉橋島と能美島を結ぶ早瀬大橋が見えます。
急な階段を下っていきます。
下りながら能美島を見たところ。
手前から右が倉橋島です。
左側の島が能美島です。
岩の上の展望台です。
倉橋八十八か所石仏巡りの
五十一番札所です。
四十八番札所です。
海と島を眺める事ができる一等地です。
四十六番札所です。
参道脇に咲いていた花です。
海軍関係の石柱のようです。
登山道から車道へ出て、
火山を見上げたところ。
車道を桂浜温泉館へ向け下りながら、
見上げた火山です。
道路脇のミカン畑になっていた
ミカンです。
海岸沿いの道から見上げた火山です。
海岸から、長串ノ鼻方向を見たところ。
小さな神社がありました。
この先に登山口があります。
倉橋漁港の防波堤です。
倉橋漁港です。
倉橋漁港の東側には、船渠(ドック)跡があります。
その船渠(ドック)跡の説明です。
西洋式ドック跡です。
朝は、潮が満ちて、海水が入っていましたが、
今は、潮がひいて、海水がなくなっています。
桂浜です。
夏は、海水浴客で賑わいますが、
今は閑散としています。
桂浜から海を眺めたところ。
かつて、桂浜は、美しい松原があり、
万葉集にも詠われた景勝の地でした。
今でも、松ははえていますが、
コンクリートが雰囲気を壊しています。
桂浜から見上げた火山です。
桂浜、海に面して、桂浜神社があります。
その神社への参道です。
そして、桂浜神社本殿は、国の重要文化財に
指定されているとの事です。
ぜひ見たかったのですが、
帰りのバスが無くなるので、
帰る羽目に…。
次の機会に、ぜひ、訪れたいと思います。