弘法寺山(788.8 m)
:
06Oct2013
広島県呉市川尻町
弘法寺山は、高原状の野呂山塊の二つあるピークのひとつです。
ちなみに、もうひとつのピークは、膳棚山(839m)です。
でも、今まで、そう言う呼び名があったとしても、私にとっては、野呂山と言うのが、この山の呼び名でした。
そして、私にとって、思い出深い山でした。
私が会社へ入社した頃は、新入社員教育と称し、その当時、住んでいた広島市から、現在の呉市の野呂山まで、
山中を歩き、片道、一泊二日の行軍を行っておりました。
さすがに、帰りは、呉線の電車で帰りましたが…。
夜は、池の水で、カレーを食べました。
喉が渇くと、池の水に粉末のポカリスェットを入れて飲みました。
それでも、臭くて飲めなかった記憶があります。
でも、野呂山からの景色は抜群で、さざなみスカイラインが通ってますのでドライブコースとして絶好で、
彼女ができたら、ドライブに来たいなと思っていた山です。
そして、今回登ったのは、野呂山と言いた
かったのですが、高い方のピークの前棚山
へは、登って無いので、タイトルは、あえて
弘法寺山としました。
弘法寺山の麓の安登駅までは、JR呉線で
行きます。
阿戸駅前にあった安浦町観光ガイドマップ。
弘法寺山へ向けて出発です。
途中、ため池がありました。
花も咲いてました。
何て言う花か、わかりません。
栗もなってました。
柿もなってました。
道端の花。
可憐に咲いてます。
オレンジ色のキノコも生えてました。
木の実もなってます。
何の見かな?
何て言う花?
舗装道に出ました。
山頂を見上げると、雲がかかってます。
昨日は雨、今日は午前中は曇りで、昼から晴れと言う
天気予報であったが、頂上は、雨が降ってそうな雰囲気だ。
舗装道路を横切って登って行く。
振り返ると、海が見える。
三本松公園内の地蔵堂。
昔は、この公園内に3本の黒松があったが、今は枯れて
名前だけが残っている。
また、この地蔵堂は、野路山 伊音城 88ヶ所の1〜10番まで
の札所である。
アジサイ。
まだ、咲いている?
登山道脇のお地蔵様。
道端には、この白い花が、たくさん咲いている。
節理?
岩が規則正しく割れている。
道を塞ぐように倒れた倒木。
岩場を流れる川。
石畳。
弘法寺に向かう参道として、石が敷き詰められていたのか?
夫婦休み札所
31〜40番。
行き過ぎて、振り返って見たところ。
切り倒された木に、オレンジ色のキノコが生えている。
お地蔵様が迎えてくれる。
しばらく行くと、馬の背への分岐がある。
その馬の背へ寄り道して見る。
登山道は、鬱蒼とした森林の中を登って行くが、
ここ馬の背からは眺望がきく。
馬の背からの景色。
東、少し南よりを見たところ。
眼下には、安登の町。
中央辺りに、薄ぼんやりと海に浮かぶ小島は、来島。
天気が悪く見えにくいが、その向こう左側に大崎上島、
右に大崎下島が見える。
南東を見たところ。
右端が、上蒲刈島。
中央、右よりが、豊島。
左に、大崎下島が見える。
東を見たところ。
その拡大写真。
薄ぼんやりではあるが、中央辺りに、白い煙突が見える。
これは、長島の大崎発電所の煙突だ。
その向こうの島影は、大崎上島。
右端の小さな島は、津久賀島。
中央手前の島は、馬島。
再び登山道へ戻り、頂上をめざす。
途中、栗がなっていた。
登山道を登って行く。
弘法寺の山門が見えて来た。
そして、小雨が降って来た。
向かって左側の仁王さん。
吽形。
右側の仁王さん。
阿形なんだろうけど、あまり口が開いてない。
また、普通、仁王像と言えば、怒りをあらわにした強そうなイメージがあるのだが、
見るからに弱々しい。
腕は細いし、胸や肩の筋肉は無いけど、お腹が出ている。
いつ誰が造ったのか興味深い。
釈迦岩札所 61〜70番。
竜頭岩とお大師様と説明があった。
雨に煙る視界の中では、どれがお大師様か?見分けがつかない。
勢至岩参拝所から、勢至岩を見たところ。
玉すだれの滝。
京都の清水寺のような展望所。
弘法寺の本堂前を抜けて、更に山頂を目指す。
弘法寺山の山頂。
三角点がある。
次は、兜岩展望台へ。
兜岩展望台からの景色。
南、少し東よりを見たところ。
眼下には、川尻の町が見える。
中央右よりに見える島は、柏島。
その柏島の拡大写真。
南を見たところ。
左端に見えている島が、柏島。
その向こうに、上蒲刈島。
少し西に目を移す。
左端手前に半分見えている島が、柏島。
その向こうに、上蒲刈島。
右端の島は、下蒲刈島。
川尻の町。
南西を見たところ。
左端の山は、白岳山。
兜岩展望台から北を振り返ったところ。
建物は、野呂山レストハウス。
西には、膳棚山が見える。
頂上には、電波塔が、たくさん建ってます。
兜岩展望台から下り、大滑岩へ寄って見る。
宴会ができそうなくらい大きな岩でした。
大滑岩から、南西を見たところ。
左の山は、白岳山。
大滑岩から、南を見たところ。
中央の山は、大懸山。
大滑岩の近くには、アオキが生えていた。
そして、次は岩海へ行きたかったが、道がわからない。
仕方が無いので、車が通れる自動車道の「さざなみスカイライン」を下る事にした。
そのさざなみスカイラインからの景色。
少し晴れ間がのぞき、遠方がはっきり見えるようになって来た。
右よりの小さな島が、柏島。
その向こうに、上蒲刈島が見える。
弘法寺山の谷あいに、岩がゴロゴロ転がっているように見える。
あれが、岩海か?
さざなみスカイラインを下りながら見た景色。
中央の島が、柏島。
その向こうが、上蒲刈島。
下山途中に、山肌に岩が転がっているのが見える。
その拡大写真。
確かに、岩が転がっている。
あれが、岩海であろう。
下山途中の景色。
柏島、そして、その向こうの上蒲刈島が、はっきり見える。
更に、少し西へ目を移したところ。
左の島が上蒲刈島。
右の島が下蒲刈島。
写真ではわかりにくいが、上蒲刈島と下蒲刈島は、蒲刈大橋で
結ばれている。
左よりに柏島。
その向こうに上蒲刈島。
さざなみスカイラインを下って行くと、岩海遊歩道の入口が
あった。
弘法寺山を含む野呂山は、約8000万年前にマグマが噴出してできた流紋岩が隆起した山らしい。
その流紋岩が割れ、風雨で削られた岩が一か所に集まり、
今の岩海となった。
その岩海。
見あげたところ。
近くで見ると、迫力がある。
岩海遊歩道からの景色。
南を見たところ。
正面の島は、下蒲刈島。
中央左寄りに、下蒲刈島へ渡る安芸灘大橋が見える。
右側の島が下蒲刈島。
左の島が上蒲刈島。
下蒲刈島と上蒲刈島は、蒲刈大橋で結ばれている。
その手前には、下蒲刈島へ渡る安芸灘大橋が見える。
岩海遊歩道から、どんどん登山コースを下山する。
下山途中に見た景色。
中央に柏島。
その向こうに上蒲刈島。
しかし、どんどん登山コースを下山中に、ヘビがいた。
怖いので、引き返す事に!
結局、元の岩海遊歩道入口まで戻り、さざなみスカイラインを
下山する事にした。
下山中に見た景色。
東、少し南よりを見たところ。
右側に安芸灘諸島。
左側に大崎上島が見える。
東を見たところ。
右側に安芸灘諸島。
中央から左側に大崎上島、長島が見える。
長島には、かすかに白い建物と煙突が見える。
野呂山レストハウス方向を見上げたところ。
小さくレストハウスが見える。
天気が良くなってきた。
さざなみスカイラインからの景色。
右の島が、下蒲刈島。
左の島が、上蒲刈島。
中央辺りに、下蒲刈島へ渡る安芸灘大橋が見える。
安芸灘大橋は、吊り橋だ。
また、島蒲刈島と上蒲刈島を結ぶトラス橋の蒲刈大橋も
見える。
この辺りのさざなみスカイラインの景色は、すばらしい。
しばらく行くと、
ハチマキ展望台が
あった。
ハチマキ展望台からの景色。
右の島が下蒲刈島。
左の島が上蒲刈島。
南東に川尻の町が見える。
右に柏島。
その向こうに上蒲刈島が見える。
上蒲刈島には、右側に奥山、次に七国見山が見える。
案内の看板には、四国の石鎚山が載っている。
と言う事は、空が澄みわたれば、四国まで見えると
言う事だろう。
東を見たところ。
安芸灘諸島を見渡す事ができる。
麓に近づいてきた。
だんだん畑で、稲刈りが始まっている。
山の斜面に田んぼがつくられている。
JR安芸川尻駅まで下山し帰途につく。
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