安芸小富士(278m) -下高山(203m)
:
10Nov2012
広島県広島市南区似島町
■番外編
広島市南区の似島にある安芸小富士と
下高山へ登って来ました。
JR広島駅前の広電
宇品線の広島港行きへ乗ります。
写真は、広電の広島港駅です。
このホームの右側に広島港(宇品港)旅客ターミナルがあります。
広島港から見た似島。安芸小富士が正面に見える。
広島港の東側には、元宇品が見える。
広島港に停泊していた高速船スーパージェット「道後」。
似島行きのフェリーに乗って広島港を振り返ったところ。
元宇品。
元宇品へ行くと、つい陸続きと勘違いしてしまうが、
実は海に小さな橋が架かった島である。
元宇品の山にビルの先端が少しのぞいて見えるのが、
グランドプリンスホテル広島である。
似島(にのしま)に近づくにつれ、安芸小富士が大きく見えて来る。
この似島(にのしま)の謂れは、広島湾は遠浅で、大きな船は、広島湾に入れない為、一旦、荷物をこの島で下し、小さな船で運んだ為、「荷の島」
と言われていた。
後に、富士山に似た島があると言う事で、似島と言われ、山の名前は、
安芸小富士と呼ばれた。
確かに広島港から見ると、少し形が崩れているところがあるようにも
思うが、富士山に似ている。
この小さな島は、似島の東にある峠島。
左端は元宇品。
その向こう中央に見えるのは、金輪島。
安芸小富士。
行きのフェリーの中には、似島のパンフレットやガイドマップがある。
パンフレットには、以下のように紹介されている。
似島には、リゾートホテルもゴルフ場も無い。信号も無い。
しかし、人情が生き続け、自然が壊されずに残されている
「心のリゾートアイランド」ですと。(要約です。)
峠島。
今は、無人島で、フェリーも有りません。
広島は、自動車産業の町なので、自動車運搬船が停泊している。
似島のカキ筏。広島の名物だ。
広島湾の島々の周りには、カキ筏が多く、よく船がぶつかって、
損害を与えている。
元宇品。
遠景に薄っすら浮かび上がっている島は、安芸の宮島。
その手前の小さな島は、大カクマ島(弁天島)。
似島の西側を似島港へ向かう。
正面に見えるのが下高山。
似島港に着いたら、まず安芸小富士へ向かう。
峠まで登り、尾根道を進むと、反対側(東側)の海が見える。
正面に見える島は、江田島。
似島の南西方向を振り返って見たところ。
正面が下高山。
その向こうに細く突き出ているのが、地獄鼻。
なんだか怖そうな名前の由来があるのかも??
江田島。
細く伸びているのは、屋形石。
また、似島の南西方向を振り返ったところ。
正面が下高山。
その向こうに細く突き出ているのが、地獄鼻。
眼下に見える町は、似島の家下地区。
港は、先程フェリーで到着した、似島港。
南東には、江田島が見える。
右から突き出ているのは、似島の外方鼻(げぼうのはな)。
外方鼻の付け根に慰霊碑や小中学校がある。
頂上についたら、360度のパノラマだ。
頂上から、北側には、広島港の旅客ターミナルが見える。
緑の半島に見えるのは元宇品。
実際は島である。
広島港の旅客ターミナルの東側には、元宇品が見える。
元宇品を越えて、その向こうに見える山は、黄金山。
この日は、広島の1万トンバースで日本丸が見られるとの事。
旅客ターミナル東側と言う事だが、どこかよくわからない。
元宇品越しに桟橋が見えるが、ここではなさそうだ。
安芸小富士の頂上から、日本丸を見れる事を期待していたが、
少し残念。
時間があれば、帰りに100万トンバースへ寄って見る事にする。
左側に元宇品。
中央に金輪島。
中央が、その金輪島。
東に目を向けると峠島。
広島名物のカキ筏も見える。
南東を見たところ。
右に峠島。
左が江田島。細く伸びているのが屋形石。
広島湾には、多くの自動車運搬船が浮かんでいる。
西方面を見たところ。
小島が、ふたつ浮かんでいる。
右側が、小カクマ島(小弁天島)。
周囲は、崖に囲まれて上陸は困難らしい。
左側が、大カクマ島(弁天島)。
その向こうに薄っすら見えるのが、安芸の宮島。
左端が、似島の地獄鼻。
中央辺りに、安芸の宮島。
安芸小富士を下山しながら、南東の江田島を見たところ。
赤い実がなっていた。
下山は、登って来た方向と反対側の「少年自然の家」方面(南東)へ
下る。
麓近くに展望台がある。
東に、峠島が見える。
北東に、金輪島。
南東に、江田島。
右が江田島。
屋形石が細く伸びている。
すぐ下には、工場のような?
良く見ると建物からベルトコンベアが伸びて、牡蠣殻が落ちている。
下には、牡蠣殻の小山ができている。
と言う事は、ここは牡蠣工場だ。
次は、下高山へ登る。
途中、種類はわからないが、柑橘類がなっている。
下高山を下から眺めたところ。
中央に突き出ているのは、外方鼻。
その向こうには江田島が見える。
登る途中に見たキノコ。
木の間から、北方向に、先程、登った安芸小富士が見える。
下に見える港は、似島港。
その似島港のある家下(やじた)地区の町の拡大写真。
東方向に、峠島が見える。
下高山。
あと、もう少し。
頂上手前にあった大岩。
頂上に着いた。
頂上には、展望台があり、瀬戸内の島々の案内があった。
北には、安芸小富士が見える。
西を見たところ。
中央に見えるのは似島の地獄鼻。
左端に、大奈沙美島。
その隣に、安芸の宮島。
右側の島は、大カクマ島(弁天島)。
宮島の拡大写真。
大カクマ島の拡大写真。
南西を見たところ。
西能美島が見える。
中央に台形のような山が2つあるが、左側が宇根山。
右側が三高山。
南を見たところ。
正面右寄りに、江田島の大須山が見える。
南東を見たところ。
似島から伸びてる半島の先が、外方鼻。
右端の島は、江田島。
江田島から、北伸びているのが屋形石。
東を見たところ。
峠島が見える。
北西を見たところ。
左端に大カクマ島、隣の島が小カクマ島。
広島市街方面(北方向)を見たところ。
太田川の京橋川、元安川、本川が合流した、広島デルタの
河口あたり。
東方向を見たところ。
中央の島は、峠島。
左側には、似島の「似島臨海少年自然の家」が見える。
下山途中に、西側に、地獄鼻を見る。
南東に、外房鼻を見る。
下山し、似島港へ到着。
似島港前には、浜の宮がある。
雰囲気のあるお社だ。
また、似島港には、バームクーヘン日本伝来の地と言う伝説が、あるらしい。
似島港の待合室にあった、伝説紹介の掲示板。
似島港から、フェリーで帰る前に、安芸小富士を見たところ。
この日、広島港1万トンバースで、帆船フェスタひろしま2012で日本丸が広島へ寄港している。
本当は、安芸小富士から日本丸を見たかった。
しかし、見つける事ができず、似島から広島港到着後、すぐに1万トンバースへ向かい、日本丸を見る事ができた。
日本丸は、実際は、2代目で、1984年に建造された。
・総トン数:2,570t
・全長:110.09m
・副:13.80m
・深さ:10.72m
・メインマスト高(上甲板からの高さ):43.50m
姉妹船に、海王丸があり、見分けは、舳先の船首像で
行う。
日本丸の船首像は、女性が両手を合わせ祈る姿の像で、
海王丸は、横笛を吹く女性像になっている。
それぞれ、祈る姿の女性像は「藍青(らんじょう)」、
横笛を吹く女性像は「紺青(こんじょう)」と名付けられて
いる。
日が暮れる前に見る事ができてよかった。
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