浄土寺山は、千光寺山、西国寺山と共に、尾道三山の一つです。
その浄土寺山へ登って来ましたので紹介します。
尾道駅前から、尾道大橋方面を見たところ。
右側が向島、左に見えるのが浄土寺山です。
尾道駅前から、本通商店街を東に向かいます。
本通りを進んで行くと、観光案内所の前に
オバQこと、オバケのQ太郎の乗り物がありました。
懐かしい!
歳がバレる〜!
途中、本通りを北に折れ、国道2号線、山陽本線を
北へ抜け、西国寺への参道を北へ向け歩きます。
写真は、西国寺の山門です。
無理炉町時代末期の桜門形式の仁王門で、
県の重要文化財に指定されてます。
2メートルの大草鞋も有名です。
石段を登って行くと、西国寺山の中腹に
三重塔が見えて来ます。
石段を登りながら、尾道大橋方面を見たところ。
左端に見える山が、これから登る浄土寺山。
石段を登って、正面に西国寺の三重塔、左は金堂、
右に鐘楼が見えます。
三重塔と、金堂は、国の重要文化財です。
階段を登って行くと、三重塔へ行きますが、
浄土寺山は、階段を登らず、手前を右へ。
西国寺の脇を抜け、防地峠を越え、更に北へ向かいます。
「是より西、芸州領」の碑が立ってました。
ここから西が芸州浅野藩、東は福山藩だったと言う事か。
更に北へ向かい、国道2号線の尾道バイパスを越え、
浄土寺山の北側から回り込み、南へ向かう。
北から浄土寺山への道を南に向かう
途中に見た西側の景色。
正面に千光寺山が見える。
浄土寺山の頂上には、展望台あった。
展望台の下から、南を見たところ。
浄土寺山の展望台の上から、南を見たところ。
真下に、新尾道大橋と尾道大橋が並んで走って
いる。
南西を見たところ。
すぐ下に見える屋根は、浄土寺奥之院満福寺。
眼下には、尾道水道が見える。
右手、向こうに見える山は、千光寺山
。
南を見たところ。
対岸は、向島。
南東を見たところ。
右下に尾道大橋が見える。
更に東を見たところ。
左に、松永湾が見える。
その向こうは、沼隈半島。
松永湾の中に、白い砂の州が見える。
これは、山波(さんば)の州(す)と呼ばれ、
アサリの宝庫だった。
しかし、乱獲がたたり、アサリの成貝が見られなくなっているらしい。
東方向を見たところ。
松永港の防波堤も見える。
北東を見たところ。
松永市街が見える。
北を見たところ。
尾道福祉専門学校のグランドが見える。
北東方向に、先程、通って来た西国寺が
見える。
西を見たところ。
正面が千光寺山、左手に尾道水道が見える。
千光寺山の千光寺が、良く見える。
尾道水道。
展望台の下には、大きな岩が転がっている。
尾道水道を抜けて行く船や、向島と尾道を
往復するフェリーが見える。
画面中央下辺りに白い屋根のホールが見えます。
尾道駅前にある「しまなみ交流館テアトロシェルネ」
です。
屋根は貝殻を模しているようです。
南東の尾道大橋。
向島の向こうに海が光って見えている。
展望台から下りて、向かいの向島を見たところ。
正面より少し左寄りに見える山は、向島の高見山。
この山は、瀬戸内海国立公園に指定されており、
山の名前は、かつて村上水軍の見張り台が
あった事に由来している。
展望台の下からも尾道水道が見える。
展望台から下って行く。
鳥がいた。
なんと言う鳥だろう?
鳥に詳しくないので、鳥の名前まで
わからない。
西に千光寺山が見える。
下る途中の岩陰には、多くの小さな石仏が
祀られていた。
その無数の石仏。
手前の立札には、聖観音、
向こうの立札には、子宝観音と書かれていた。
子宝観音は、岩陰に磨崖仏が彫られていた
らしいが、見逃した。
少し行くと見晴らしの良い崖に突き出た大岩が
あった。
尾道水道が良く見える。
その大岩の先から下を覗きこむ。
新旧の尾道大橋も見える。
景色を見ながら下って行く。
尾道の町の拡大写真。
やっと麓へたどり着いた。
ここは海龍寺。
尾道商人が、江戸末期に人形浄瑠璃を楽しむ為、
大阪から招いた文楽師匠の墓がある。
海龍寺の地蔵堂から、その背後に、先程、登った浄土寺山を
見上げる。
次は、海龍寺の道を隔てて、南西に位置する
浄土寺に向かう。
浄土寺の国宝 多宝塔と、重文
阿弥陀堂。
国宝
多宝塔。
鎌倉時代末期の1328年建立。
ちなみに多宝塔は、インドのストーパ(卒塔婆)から発した塔の形式で
この塔を特色づける亀腹は、墳丘の名残である。
国宝の本堂。
浄土寺は、鎌倉時代末期に炎上したが、
1327年に再建された。
浄土寺の前から見た尾道大橋。
次は、海岸沿いを歩いて、尾道大橋に向かう。
尾道大橋の下から見あげたところ。
右は、新尾道大橋。
尾道大橋をくぐり抜けて振り返ったところ。
手前は、
1968年開通の尾道大橋。
その向こうは、1999年開通の新尾道大橋。
どちらも斜張橋である。
新尾道大橋は、しまなみ海道の中で唯一の
自動車専用道路であるが、
古い尾道大橋には、狭いが歩道がついており、
歩いて渡る事ができる。
尾道大橋から見た景色。
向島を見たところ。
尾道大橋の上から、東側、尾道水道を見たところ。
左側は、本州側。
海岸にへばりつくように、国道2号線と
山陽本線が見える。
西側には、尾道大橋越しに、千光寺山が見える。
先程登った浄土寺山も見える。
尾道大橋を向島に向けて渡って行く。
右隣は、新尾道大橋。
尾道大橋の下を、船が抜けて行く。
尾道大橋から大きなクレーンも見えるよ。
尾道大橋を向島へ渡り、尾道水道側に下って行く。
対岸に浄土寺山が見える。
これは千光寺山。
向島へ渡り新尾道大橋を見上げたところ。
向島から対岸の西国寺をズームUPしたところ。
海岸から尾道水道を挟んで浄土寺山を
見たところ。
千光寺山。
千光寺山の千光寺。
玉のように光った千光寺の玉の岩も見える。
先程寄って来た浄土寺。
国宝の本堂や多宝塔も見える。
尾道水道を船が行きかっている。
小さな造船所もある。
わかりにくいが、船を滑り下ろす船台が見える。
帰りは、尾道渡船のフェリーで変える事にする。
桟橋から、先程、渡って来た尾道大橋方面の
東側を見る。
桟橋から西側を見たところ。
右側には、対岸の千光寺山、そして、尾道城も
見える。
尾道渡船のフェリーがやって来た。
船腹には「おのみち浪漫街道」とある。
この船で対岸へ。
フェリーから見た尾道水道東側の景色。
左側の山は、浄土寺山。
フェリーから見た尾道水道西側の景色。
■おまけ
尾道と言えば尾道ラーメン。
今日みたいに歩き回るとお腹が減る。
有名店のひとつである朱華園へ寄って帰る。
この朱華園は、作家 壇一雄のエッセイで、「朱」のラーメンとして紹介されている。
その一節が、朱華園の中に掲示されている。
この一節を読むと、そんなに美味しいのかと本当に食べて見たくなる。
その朱華園のラーメン。
メニューには、ラーメンでは無く、中華そばとある。
豚の背油の乗ったこのラーメンは、確かに
美味しい。
何度でも食べたくなる。
朱華園の斜め前には、老舗旅館の西山本館が
ある。
お腹がいっぱいになると海岸沿いを尾道駅へ向かって歩く。
鳥がいました。
何て言う鳥?なんだか真ん丸いね!
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