浄土寺山 (178.8m) : 19Jan2013
広島県尾道市尾崎町


浄土寺山は、 千光寺山、西国寺山 と共に、尾道三山の一つです。

その浄土寺山へ登って来ましたので
紹介します。

尾道駅前から、
尾道大橋方面を見たところ。
右側が向島、
左に見えるのが浄土寺山です。





尾道駅前から、
本通商店街を東に向かいます。










本通りを進んで行くと、
観光案内所の前に
オバQこと、オバケのQ太郎の乗り物が
ありました。

懐かしい!
歳がバレる~!





途中、本通りを北に折れ、
国道2号線、山陽本線を北へ抜け、
西国寺への参道を北へ向け歩きます。

写真は、西国寺の山門です。
室町時代末期の桜門形式の仁王門で、
県の重要文化財に指定されてます。

2メートルの大草鞋も有名です。



石段を登って行くと、
西国寺山の中腹に
三重塔が見えて来ます。









石段を登りながら、
尾道大橋方面を見たところ。

左端に見える山が、
これから登る浄土寺山です。







石段を登って、
正面に西国寺の三重塔、左は金堂、
右に鐘楼が見えます。

三重塔と、金堂は、国の重要文化財です。







階段を登って行くと、
三重塔へ行きますが、
浄土寺山は、
階段を登らず、手前を右へ行きます。








西国寺の脇を抜け、防地峠を越え、
更に北へ向かいます。

「是より西、芸州領」の碑が立っています。
ここから西が芸州浅野藩で、
東は福山藩だったと言う事でしょうか。






更に北へ向かい、国道2号線の尾道バイパスを越え、
浄土寺山の北側から回り込み、南へ向かいます。


北から、
浄土寺山への道を南に向かう
途中に見た西側の景色です。

正面に千光寺山が見えます。







浄土寺山の頂上に、
展望台がありました。

展望台の下から、南を見たところ。








浄土寺山の展望台の上から、
南を見たところ。

真下に、
新尾道大橋と尾道大橋が
並んで走っています。






南西を見たところ。

すぐ下に見える屋根は、
浄土寺奥之院満福寺です。
眼下には、尾道水道が見えます。

右手、向こうに見える山は、
千光寺山 です。




南を見たところ。

対岸は、向島です。









南東を見たところ。

右下に尾道大橋が見えます。









更に東を見たところ。

左に、松永湾が見えます。
その向こうは、沼隈半島です。

松永湾の中に、白い砂の州が見えます。
これは、山波(さんば)の州(す)と呼ばれ、
アサリの宝庫でした。
しかし、乱獲がたたり、
アサリの成貝が見られなく
なっているようです。

東方向を見たところ。

松永港の防波堤も見えます。









北東を見たところ。

松永市街が見えます。









北を見たところ。

尾道福祉専門学校のグランドが
見えます。








北東方向に、先程、通って来た
西国寺が見えます。










西を見たところ。

正面が 千光寺山
左手に尾道水道が見えます。








千光寺山の千光寺が、良く見えます。











尾道水道です。

展望台の下には、大きな岩が転がっています。














尾道水道を抜けて行く船や、
向島と尾道を往復するフェリーが
見えます。









画面中央下辺りに
白い屋根のホールが見えます。
尾道駅前にある
「しまなみ交流館テアトロシェルネ」
です。
屋根は貝殻を模しています。






南東の尾道大橋です。
向島の向こうに海が光って
見えています。









展望台から下りて、
向かいの向島を見たところ。

















正面より少し左寄りに見える山は、
向島の高見山です。

この山は、
瀬戸内海国立公園に指定されており、
山の名前は、
かつて村上水軍の見張り台が
あった事に由来しています。




展望台の下からも
尾道水道が見えます。










展望台から下って行きます。

鳥がいました。













なんと言う鳥でしょう?

鳥に詳しくないので、
鳥の名前までわかりません。












西に 千光寺山 が見えます。











下る途中の岩陰には、
多くの小さな石仏が
祀られています。









その無数の石仏です。

手前の立札には、聖観音、
向こうの立札には、
子宝観音と書かれています。

子宝観音は、
岩陰に磨崖仏が彫られていた
ようですが、見逃しました。



少し行くと
見晴らしの良い崖に突き出た大岩が
あります。

尾道水道が良く見えます。







その大岩の先から下を覗き込みます。











新旧の尾道大橋も見えます。











景色を見ながら下って行きます。











尾道の町の拡大写真です。











やっと麓へたどり着きました。

ここは海龍寺です。

尾道商人が、江戸末期に
人形浄瑠璃を楽しむ為に
大阪から招いた文楽師匠の墓が
あります。




海龍寺の地蔵堂から、その背後に、
先程、登った浄土寺山を見上げたところ。















次は、海龍寺の道を隔てて、
南西に位置する
浄土寺に向かいます。









浄土寺の国宝 多宝塔と、
重文 阿弥陀堂です。










国宝 多宝塔です。
鎌倉時代末期の1328年建立です。

ちなみに多宝塔は、
インドのストーパ(卒塔婆)から発した塔の形式で
この塔を特色づける亀腹は、墳丘の名残です。











国宝の本堂です。

浄土寺は、
鎌倉時代末期に炎上しましたが、
1327年に再建されています。







浄土寺の前から見た尾道大橋です。











次は、海岸沿いを歩いて、
尾道大橋に向かいます。










尾道大橋の下から見上げたところ。

右は、新尾道大橋です。









尾道大橋をくぐり抜けて振り返ったところ。

手前は、1968年開通の尾道大橋で、
その向こうは、1999年開通の新尾道大橋です。

どちらも斜張橋です。











新尾道大橋は、
しまなみ海道の中で唯一の
自動車専用道路ですが、
古い尾道大橋には、
狭いですが歩道がついており、
歩いて渡る事ができます。






尾道大橋から見た景色です。

向島を見たところ。









尾道大橋の上から、
東側、尾道水道を見たところ。

左側は、本州側です。
海岸にへばりつくように、国道2号線と
山陽本線が走ってます。






西側には、尾道大橋越しに、
千光寺山が見えます。










先程登った浄土寺山も見えます。











尾道大橋を向島に向けて
渡って行きます。

右隣は、新尾道大橋です。








尾道大橋の下を、船が抜けて行きます。
















尾道大橋から大きなクレーンも見えます。
















尾道大橋を向島へ渡り、
尾道水道側に下って行きます。

対岸に浄土寺山が見えます。








これは 千光寺山 です。











向島へ渡り新尾道大橋を
見上げたところ。










向島から対岸の西国寺を
ズームUPしたところ。










海岸から尾道水道を挟んで
浄土寺山を見たところ。










千光寺山 です。











千光寺山の千光寺です。

玉のように光った千光寺の玉の岩も
見えます。








先程寄って来た浄土寺です。

国宝の本堂や多宝塔も見えます。









尾道水道を船が行きかっています。











小さな造船所があります。

わかりにくいですが、
船を滑り下ろす船台が見えます。








帰りは、
尾道渡船のフェリーで
帰る事にします。

桟橋から、
先程、渡って来た尾道大橋方面の
東側を見たところ。





桟橋から西側を見たところ。

右側には、対岸の千光寺山、
そして、尾道城も見えます。








尾道渡船のフェリーが
やって来ました。

船腹には「おのみち浪漫街道」と
あります。
この船で対岸へ向かいます。






フェリーから見た
尾道水道東側の景色です。

左側の山は、浄土寺山です。








フェリーから見た
尾道水道西側の景色です。











■おまけ

尾道と言えば尾道ラーメン。
今日みたいに歩き回るとお腹が減ります。

有名店のひとつである朱華園へ
寄って帰る事にします。










この朱華園は、作家 壇一雄のエッセイで、「朱」のラーメンとして紹介されています。
その一節が、朱華園の中に掲示されています。
この一節を読むと、そんなに美味しいのかと本当に食べて見たくなります。





















その朱華園のラーメンです。
メニューには、ラーメンでは無く、
中華そばとあります。

豚の背油が乗ったこのラーメンは、
確かに美味しい。
何度でも食べたくなります。





朱華園の斜め前には、
老舗旅館の西山本館が
あります。









お腹がいっぱいになると海岸沿いを尾道駅へ向かって歩きます。
鳥がいました。
何て言う鳥?なんだか真ん丸いね!

































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